こんにちは!
四柱推命鑑定士のとめです。
今回は、四柱推命の基礎となる陰陽五行説について
分かりやすく解説していきます。
今後の鑑定においても重要な部分なので、
わからない点があったら繰り返し読んでくださいね。
陰陽とは?世界の二つの顔
まず、陰陽とは何か?
簡単に言うと、世界を構成する二つの相反する性質のこと。
光と影、昼と夜、男と女などなど。
身の回りにたくさんありますね。
陰陽は常に変化し、互いに影響し合っているんです。
陰は静かで受動的なエネルギー。たとえば、夜、月、冬、女性などが当てはまります。一方、陽は活動的で能動的なエネルギー。昼、太陽、夏、男性などをイメージしていただくと、わかりやすいですね。

さあ、ここでクイズ!「静」と「動」だったら、どっちが陰でどっちが陽かな?



ええっと…「静」は陰、「動」は陽ですね!



正解!よくできました!ちょっと簡単だったかな。
五行って何?世界の五つの要素
次は五行。
これは、木・火・土・金・水の五つの要素で
世界を説明する考え方です。
自然界のあらゆるものは、この五つのどれかに分類されるんです。
- 木:成長、発展、優しさなどを表します。植物をイメージすると分かりやすいですね。
- 火:情熱、明るさ、エネルギーを表します。太陽や炎のように、周りを照らしてくれる力強さがあります。
- 土:安定、包容力、中心を表します。大地のように、すべてを受け止めてくれる存在です。
- 金:堅実さ、冷静さ、美しさなどを表します。金属のように、しっかりとした芯の強さがあります。
- 水: 知性、柔軟性、神秘性を表します。水のように、どんな形にも変化できる柔軟さを持っています。
五行の関係性:相生と相剋
五行は単独で存在するのではなく
互いに影響し合っています。
その関係性を表すのが「相生」と「相剋」です。
相生(そうしょう)は、お互いを助け合い、成長を促す関係です。
- 木生火(木は火を生む):木は燃えて火を生み出す
- 火生土(火は土を生む):火が燃え尽きると灰になり、土となる
- 土生金(土は金を生む):土の中から金属が生まれる
- 金生水(金は水を生む):金属の表面に水滴がつく
- 水生木(水は木を生む):水は木を成長させる
相剋(そうこく)は、お互いを抑制し、バランスを取る関係です。
- 木剋土(木は土を剋する):木の根は土を締め付ける
- 土剋水(土は水を剋する):土は水をせき止める
- 水剋火(水は火を剋する):水は火を消す
- 火剋金(火は金を剋する):火は金属を溶かす
- 金剋木(金は木を剋する):金属の斧で木を切る



ちょっと複雑だけど、大丈夫?相生と相克、それぞれの関係をイメージで覚えるのがコツだよ!



はい!木が燃えて火になる…とか、イメージで覚えるようにしますね!土が水をせき止めるのも分かります!



素晴らしい!いい調子です!
陰陽五行説と四柱推命
ここまでで陰陽五行説の基本が理解できたでしょうか?
では、いよいよ四柱推命との関係について見ていきましょう。
四柱推命では、生まれた年、月、日、時間の四つの柱から
それぞれ天干と地支という要素を導き出します。
そして、この天干地支に陰陽五行を当てはめることで
その人の性格や運命を読み解いていくのです。
たとえば、ある人の生まれた年の柱が「甲子」だとします。「甲」は木の陽、「子」は水の陽を表します。つまり、この人は生まれた年に木の陽と水の陽のエネルギーを強く持っていると考えられます。



四柱推命では、この陰陽五行の組み合わせが何千通りも存在するから、奥が深いんだよ。



へえー!そんなにたくさんの組み合わせがあるんですね!なんだかワクワクしてきました!



これから勉強していくのに、その「わくわく」って気持ち、大切だよ!
まとめ:陰陽五行説は占い師の必須知識!
今回は、陰陽五行説の基本について解説しました。
少し難しい部分もあったかもしれないけど
焦らずゆっくり理解していけば大丈夫!
陰陽五行説は、四柱推命だけでなく
様々な占術の基礎となる重要な考え方です。
鑑定士を目指すなら、しっかりとマスターしておきましょう!