四柱推命の通変星をマスターしよう！

こんにちは！

四柱推命鑑定士のとめです。

今回は四柱推命の重要な要素「通変星」について

一緒に学んでいきましょう。

通変星って何？

四柱推命では、生年月日と時間から
十干と十二支を導き出し、

それを元にあなたの性格や運命を
読み解いていきます。

生まれた日の十干を「日干」と言いますが、
日干と、それ以外（年、月、時）の天干
との関係によって通変星は決まります。

これを「天干通変星」と言います。

日干と地支の蔵干との関係で通変星を求めた場合

これを「蔵干通変星」と言います。

通変星は全部で10種類あり下記の通りです。

わかりやすく、5つのグループに分けています。

通変星	特徴
比肩・劫財	自分の分身のような星。独立心旺盛で、自分の力で道を切り開いていくタイプ。比肩はマイペース、劫財は少し強引な面も。
食神・傷官	表現力や創造性を表す星。食神は楽しく穏やかに、傷官は鋭く個性を発揮します。アーティスティックな才能の持ち主。
偏財・正財	お金や財産に関する星。偏財は大きな財を動かす力、正財は堅実に財を築く力を持っています。どちらもお金に縁があります。
偏官・正官	仕事や責任感、社会的地位を表す星。偏官はリーダーシップを発揮し、正官は規則やルールを守りながら着実に成果を上げます。
偏印・印綬	知性や学習能力、保護本能を表す星。偏印は独創的なアイデアマン、印綬は知識を吸収し、人に教えるのが得意です。

フクロウ先生

10種類もあると覚えるのが大変そうですが、大きく「自分」「表現」「お金」「仕事」「知性」の5つのカテゴリーに分けて考えると分かりやすいですよ。

スイメイ

なるほど！確かに、そうやって考えると覚えやすそうです！でも、偏と正の違いがよくわからないです…

フクロウ先生

いい質問ですね！次のセクションで詳しく説明しましょう。

同じカテゴリーに属する星でも
「偏」と「正」が付くことで
意味合いが少し変わってきます。

「偏」が付く星は、より個性的で、
尖った性質を表します。

一方、「正」が付く星は、
穏やかで安定した性質を表します。

たとえば、お金を表す「偏財」は
ギャンブルや投資などリスクを伴うことで
大金を掴む可能性を秘めています。

一方、「正財」はコツコツと働き
堅実に貯蓄していくタイプです。

フクロウ先生

どうですか？「偏」と「正」の違い、少し理解できましたか？

スイメイ

はい！なんとなくイメージが掴めました。「偏」は個性的、「正」は安定しているんですね！

フクロウ先生

その通り。スイメイくん、四柱推命鑑定に向いているかもしれませんね。

通変星を五行の相生、相剋の関係にまとめたものが
下の図です。

この図は日干が「甲（木の陽）」の場合で、
自分の日干を上に置いて、それぞれの関係を見ます。

年干が己（土の陰）の場合、
この図から「正財」とわかります。

早見表から見つけるのが一般的ですが、
この五角形を覚えていると通変星が見つけられます。

日干が金の五行の場合は五角形の上に「金」を置き
右回りで順番に「水・木・火・土」を置きます。

それぞれを文章で解説すると、下記の通りです。

五行については、以前の記事で解説していますので、
こちらも参考にしてください。