四柱推命の十干をマスターしよう！

こんにちは！

四柱推命鑑定士のとめです。

今回は四柱推命の基礎となる「十干」につい解説します。

十二支と比べると馴染みが薄いかもしれませんが、

あるコツを覚えると簡単にイメージができるようになります。

それでは、一緒に学んでいきましょう。

十干って何？

十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 の十種類。

これらは、自然界のあらゆる要素を象徴しています。

木や火、土や金、水といった自然のエネルギーを

これらの十干を使って表現するんです。

四柱推命では、この十干と十二支を組み合わせて

人の性格や運命を読み解いていきます。

たとえば、「甲」は大きな木を、「乙」は草花をイメージしてみてください。

同じ「木」の性質でも、その姿形や性質は大きく違いますよね？

十干も同じように、それぞれ異なる個性を持ち

様々な意味を持っているんです。

十干が象徴する五行

十干はそれぞれ、五行（木・火・土・金・水）のいずれかに属しています。

五行とは、万物を構成する五つの要素のこと。

この五行の考え方は、四柱推命だけでなく、

東洋医学や風水など、様々な分野で応用されています。

五行	十干	イメージ
木	甲（きのえ）、乙（きのと）	成長、発展、優しさ
火	丙（ひのえ）、丁（ひのと）	情熱、明るさ、知性
土	戊（つちのえ）、己（つちのと）	安定、包容力、母性
金	庚（かのえ）、辛（かのと）	意志の強さ、正義感、鋭さ
水	壬（みずのえ）、癸（みずのと）	知恵、柔軟性、神秘性

陰陽と十干

十干はそれぞれ陰陽の性質も持っています。

陰陽とは、相反する二つの性質のこと。

例えば、光と影、昼と夜、男と女など、

この世界は陰陽で成り立っていると考えられています。

陰陽	十干	イメージ
陽	甲、丙、戊、庚、壬	活動的、外向的、積極的
陰	乙、丁、己、辛、癸	受容的、内向的、消極的

同じ五行に属する十干でも、

陰陽の違いによって性格や行動パターンが大きく異なります。

たとえば、「甲」は太陽に向かって力強く伸びる

大木のような陽の性質を持つのに対し

「乙」はしなやかに曲がる草花のような陰の性質を持っています。

各十干の詳しい意味

ここからは、それぞれの十干が持つ具体的な意味について解説していきます。

十干	イメージ
甲（きのえ）	大木、独立心、リーダーシップ、プライドが高い
乙（きのと）	草花、協調性、柔軟性、優しさ、依存心
丙（ひのえ）	太陽、情熱的、明るさ、自信家、短気
丁（ひのと）	月、灯火、知性、思慮深い、用心深い
戊（つちのえ）	山、どっしりとした安定感、包容力、頑固
己（つちのと）	田畑、母性、献身的、心配性、保守的
庚（かのえ）	刀、斧、正義感、意志の強さ、攻撃的
辛（かのと）	宝石、繊細、完璧主義、傷つきやすい
壬（みずのえ）	海、知恵、柔軟性、変化に強い、落ち着きがない
癸（みずのと）	雨、露、神秘的、直感力、優柔不断

まとめ

今回は、四柱推命の基礎となる十干について解説しました。

十干は、五行や陰陽と深く関わっており、

それぞれが異なる意味を持っています。

これらの意味を理解することで、

人の性格や運命をより深く読み解くことができるようになります。

これから占い師を目指すあなたにとって、十干の理解は非常に重要です。

それぞれの意味するところを覚えるというよりは、

スイメイくんのようにイメージで覚えるとわかりやすいですね。